ラーメンにとって重要な要素は麺、スープ、具材、器、特別な演出、温度と様々あります。やはりラーメンを食べに行って一番期待するところはスープの旨さ、麺の2つがウェイトを占めるのではないでしょうか?

今回は 麺 をわかりやすく紹介することによりラーメンをもっと好きになってもらえたらと思います。

基本的にラーメンの麺は小麦、水、かん水で作られます。かん水とはアルカリ性の水のことで、小麦とかん水を混ぜるとグルテンの形成を促し独特な風味と弾力が増す効果があります。
グルテンを多く含む強力粉を使用して中華麺を作るためコシ(弾力性)のある麺を作ることができます。
小麦にも様々な種類があります、水、かん水の量などを変えればいろいろな風味を持った麺や香りの違う麺、個性的な食感を生み出すことができます。小麦の良さを出すためには水にもこだわって作ればより質の高い麺がつくれますが天然水などは水の性質もあり使用するのが大変難しいと言えます。

加水率 低加水麺と多加水麺の違い

簡単に言うと麺に含まれる水分の量で分けられます。加水率30%以下の麺は低加水麺、加水率35%以下の麺は多加水麺ということになります。
低加水麺の特徴(代表的なのは博多ラーメンの麺)はスープを吸収しやすい、逆の意味では伸びやすい、ただしスープとの絡みがよく小麦の味を感じやすいと言えます。
多加水麺の特徴(代表的なのは札幌ラーメンの麺)は水分が多いためスープを吸収しにくい、逆に伸びにくい、スープに絡みにくい特徴になります。
低加水麺は 麺の旨さ を多加水麺は 麺、スープ、具材 といった総合的なおいしさを味わえると思っていただけたらわかりやすいです。

ラーメン風迅のみそらーめんにはスープを飲みながら麺を味わっていただきたいので多加水麺の中太ちぢれ麺を使用、しょうゆ、しおらーめんには全卵の入った低加水麺のストレート細麺を使用し麺のおいしさを楽しんでいただけます。麺でるばーゆは多加水麺の平打ち麺を使用し全部で3種類の麺を使い分けて提供しております。しょうゆ、しおらーめんに多加水麺中太ちぢれで食べてみたいなどご要望あれば対応できますのでスタッフにお申し付けください。

ラーメン風迅の多加水麺の中太ちぢれ麺使用 濃厚かつ甘味を持った みそらーめん オススメです!

ラーメン風迅 愛知県海部郡蟹江町富吉4-126 0567-96-3039